こんな悩みを抱えていませんか?
Webマーケティングは独学で習得できることもあり、「挑戦したい」と思っている人も多いでしょう。
しかし、いざ挑戦しようとすると「自分に合っているのかな…」と不安になるのも事実です。
この記事では、Webマーケターに向いている人の性格傾向を紹介しています。
一読することで、自分が本当にWebマーケターに向いているのか判断できるでしょう。
ただし、Webマーケターに向いているかはやってみないとわからない部分もあります。
実際に僕自身も、今回紹介するWebマーケターに向いている人の特性を全て持っているわけではありません。
何事も挑戦してみることが大事でもあるので、もし性格的に合わなくても諦めないでくださいね。
それでは見ていきましょう。
Webマーケターに向いている人についてざっくり言うと……
- Webマーケターに向いている人は勉強し続けられる人や好奇心が旺盛な人!
- 様々な立場の人と話すことも多いので、コミュニケーション能力も大切
- Webマーケターに向いている人は、すぐに転職して実務経験を積むのもおすすめ
- Webマーケターにたとえ向いていなくても、楽しんでできれば素質あり!
- まずはブログ運営やWebマーケティングスクールの無料体験を受けてみよう
そもそもWebマーケティングとは?
Webマーケティングに向いているかを解説する前に、まずはWebマーケティングの仕事内容について確認しておきましょう。
そもそもWebマーケティングの仕事内容がわからなければ、向いているかの判断もできないですからね。
Webマーケティングとは、簡単に言えばWeb上で商品やサービスを販売する仕組みを作り上げる仕事です。
たとえば、Webの検索結果に商品広告を表示させたり、検索上位に商品が表示されるようなWebページを作成したりして企業の売上アップに貢献します。
Webについての専門知識はもちろんのこと、マーケティングの知識やクライアントとのコミュニケーション能力も必要になるので、向き不向きがある職種と言えるでしょう。
自分はWebマーケティングに向いているか知る前にやるべきこと
Webマーケティングは覚えることも多く、時には泥臭く結果を追い求めることも必要です。
これを聞いて「自分には向いていないな」と諦めてしまう人もいるでしょうが、それは非常に勿体ないです。
なぜなら、Webマーケティングの向き不向きは、まずやってみないことにはわからないから。
僕もWebマーケターになる前は、「自分には無理じゃないかな」と思っていたこともあります。
しかし、実際に挑戦してみた結果、意外と楽しくて勉強もそこまで苦じゃありませんでした。
このようにWebマーケティングは、やってみないとわからないことも多いため、向いているか判断する前に下記のことを実際に挑戦してみるのがおすすめです。
自分はWebマーケティングに向いているか知る前にやるべきこと
Webマーケティングの難しさや辛さを経験してみる
まず、Webマーケティングの難しさや辛さを実際に経験してみましょう。
人によって「難しい」「辛い」と感じることには違いがあります。
経験してみないと辛いかどうかはわからないため、まずはWebマーケティングを独学で始めてみるのがおすすめです。
Webマーケティングの中でも、初心者が取り組みやすいのはブログの運営です。
ブログの運営は誰でも始めることができ、継続することでWebマーケティングに必要なSEOの知識も自然と身に付きます。
コツコツと続ける辛さや、マネタイズする難しさなども経験できるので、自分がWebマーケターに向いているのかのよい判断材料になるでしょう。
ブログの始め方については、下記記事を参考にしてください。
業界構造を学ぶ
Webマーケターに向いているかどうかの前に、業界構造を理解しておきましょう。
平均年収や将来性、働き方など、業界について何も知らなければ、そもそも自分に向いているのかも判断できません。
たとえば、Webマーケターの平均年収が低い場合などは、将来的に年収1,000万円欲しいと考えている人には向かないと言えますよね。(ちなみにWebマーケターは1,000万円稼げます)
向いているかどうかは、仕事に対する適性だけでなく、労働条件なども加味して判断することが大切です。
Webマーケターの業界構造については、下記の動画で詳しく解説されています。
また、Webマーケターの将来性を知りたい場合は、下記記事もご覧ください。
SNSなどでWebマーケターから情報収集する
Webマーケターとして向いているか判断する前に、SNSなどで現役のマーケターから情報収集するのもおすすめです。
SNSでは現役のWebマーケターが日々、情報発信をしています。
なかには、これからWebマーケターを目指す人に向けて有益な情報を発信しているマーケターもいるため、チェックしておきましょう。
また、Webマーケターの楽しさや辛さを紹介している人もいるため、自分がWebマーケターに向いているかの判断にも役立ちます。
正直に話します。会社員のときは”生活するためだけ”に働く、やりがいのない日々にうんざりしてた。でもこの生活から抜け出すためにwebマーケを学ぶと、時間や場所を選ばない自由な生活に一変。何よりも刺激的で楽しい毎日が最高すぎる。あなたも今を変えるならwebマーケを学びましょ!
— かめっち@人生わがままに生きる (@kame_president) August 15, 2022
最近は営業アシスタント仕事からはすっかり離れてwebマーケをやっています。(何もわかっていなくて辛い
— ぽっちゃん|段ボール工場から在宅勤務に転職したおじさん (@papipupochan) May 8, 2022
【適性チェック】Webマーケターに向いている人
Webマーケターの向き不向きはやってみないとわからないですが、やはり業界的に向いている性格傾向というのは存在します。
ここでは、Webマーケターとして働いている僕が実際にこういう素質を持っていると有利だなと思う傾向を紹介します。
【適性チェック】Webマーケターに向いている人
自分で勉強し続けられる
Webマーケターは、自分で勉強し続けられる人が向いています。
なぜなら、Webマーケティング手法は日々変化するため、勉強できないと新しい手法についていけなくなってしまうからです。
たとえば、ここ10年程度でWebマーケティングを取り巻く環境は、以下のように変化しています。
Webマーケティングの環境の変化
- TwitterなどSNSの開発
- Amazonや楽天のようなECサイトの発展
- アフィリエイト市場の拡大
Webマーケティングはこのような時代の変化に対応しつつ、売上拡大を目指していくことが仕事です。
活躍し続けるためには、各サイトやツールに合うWebマーケティングを勉強し続ける必要があります。
好奇心が旺盛
好奇心が旺盛な人も、Webマーケターに向いています。
上記の勉強と話が被りますが、Webマーケターとして活躍するためには、新しいツールやサイト、アプリなどに精通していることが大切です。
新しいアプリなどを好奇心持って利用できなければ、そもそも「これを使ってどうやってマーケティングできるだろう?」と考えることもできないですよね。
流行や新しい技術について、好奇心高く調べられる人は、新しいビジネスチャンスを掴むこともできます。
ロジカルに考えて行動に移せる
Webマーケターには、ロジカルに考えて行動に移せることも大切です。
Webマーケターはものを売るために、ユーザーの興味や広告等の成果物の分析も必要だからです。
具体的には、以下のような分析を行います。
Webマーケターが行う分析
- SEO施策を施した記事の順位変動
- 記事のクリック率や読了率・滞在時間
- CV率の解析
これ以外にもKPIの測定など様々な数字を使って、「どうしたら売れるか」を突き詰めていきます。
人の心を考えられる
ロジカルな思考が必要なWebマーケターですが、ロジカル面だけでなく人の心を考えられることも大切です。
なぜなら、人がモノやサービスを購入するのは、感情にも深い関りがあるからです。
例えば「好きなキャラクターグッズ」は、ロジカルに考えれば不要なものと言えますが、実際に購入する人は大勢います。
このような人たちは「好きだから買う」「満足感を得るために買う」と、自分の感情を大切にするために商品を購入していると言えるでしょう。
人がモノを買うのは、論理だけでなく心理的な理由も多くあるため、人の心を考えられる人はWebマーケターに向いています。
物事に完璧を求めない
Webマーケターには、物事に完璧を求めない姿勢も大切です。
なぜなら、Webマーケティングに確実なものは存在しないからです。
例えば、どんなに完璧な構成で完璧な記事を仕上げたとしても、検索順位が上がらないといったことは起こりえます。
その度に完璧を求めようと、一つの記事に執着していては、Webマーケティングの効果を上げられません。
また、ライターさんなどを雇う場合は、完璧を求めすぎると関係が悪化してしまう可能性も高いです。
Webマーケターには「まぁ、リライトで対応すればよいか」「他の記事で収益が出ていれば取りあえずOK」など、気持ち的余裕も大切です。
ITやWebサービスが好き
Webマーケティングはその名の通り、Webを利用して商品やサービスを販売する仕事です。
IT技術やWebサービスについては一定の知識が求められるので、ITが好きな場合はプラスに働くでしょう。
場合によっては、以下の技術が求められることもあるので、ITに対して苦手意識がない人が向いています。
Webマーケターに求められるITスキル
- HTML
- CSS
- JavaScript
- サーバーやWordpressに関する知識
コミュニケーション能力が高い
Webマーケターはコミュニケーションスキルも大切です。
サイトを統括するポジションとして、ディレクターやライター、クライアントといった様々な人とコミュニケーションを取る必要があります。
それぞれの立場に合わせた振る舞いや声掛けも大切になるので、コミュニケーションスキルがないと人間関係のトラブルに発展する可能性もあるでしょう。
例えば、ライターさんやディレクターさんに対して、要求ばかりしていては信用を失くしてしまうばかりか、相手の勤労意欲も下げてしまいます。
Webマーケターには、相手の立場に立って言葉や態度を選べるコミュニケーション能力は重要です。
情報収集能力が高い
Webマーケティングで効果を得るためには、Googleの情報や海外情報などあらゆる情報を収集することが必要です。
Webマーケティングの本場であるアメリカでは、日々様々なWebマーケティングの情報が発信されています。
また、Google本社の役員などが、SEOに関する重要な発言をすることも多いです。
情報収集に長けているWebマーケターは、このような海外情報も積極的に取り入れて成果をあげています。
【後悔するからやめとけ?】Webマーケターに向いていない人
Webマーケターに向いている人を紹介しましたが、残念ながら向いていない人の性格傾向があるのも事実です。
ここでは、Webマーケターに向いていない人について、詳しく解説します。
Webマーケターに向いていない人
変化が嫌い
変化が嫌いな人は、Webマーケターに向いていないです。
Webマーケティングの現場は、新しい手法やサービス、アプリなどがどんどん出てくるので、変化に対する柔軟な対応が求められます。
変化が嫌いな人は、新しい技術や手法についていけなくなる可能性が高く、ついていけなくなる可能性が高いでしょう。
人とのコミュニケーションが苦手
Webマーケターは、一人では仕事ができません。
実際にWeb広告や記事を作成してくれるデザイナーや、ライターとコミュニケーションを取ることも多いです。
コミュニケーションが苦手な人は、適切に情報共有や指示出し等が行えず、人員管理やマネジメントもままならないでしょう。
クライアントとの顧客折衝なども難しいため、成果が出せず苦しむ可能性も高いです。
数字やデータが読めない
Webマーケターには数字やデータが付きまといます。
そもそもWebマーケティングはいきなり成果が出ることは難しく、行った施策のデータを解析してトライ&エラーを繰り返していくのが普通です。
数字やデータの解析ができない場合は、次にどんな施策を打つべきなのかも見えてこず、成果を出せないでしょう。
自己中心的に物事を捉える
自己中心的に物事を捉える人は、Webマーケティングに向いていません。
Webマーケティングは「どうすれば人がモノを買ってくれるか」を考える仕事です。
自分本位の考えの人は、ユーザー目線に立った施策の検討が行えないでしょう。
また、自己中心的な人は、自分が求める結果を周りに強要するため、ライターやデザイナーの協力が得られなくなる可能性も高いです。
他責思考で自己成長しない
他責思考で自己成長できない人は、Webマーケターに向いていません。
結論から言えば、Webマーケティング業界において成果が出ない際は、必ずWebマーケターに責任があります。
例えば、デザイナーから思ったような広告デザインが上がってこなかった場合は、Webマーケター側の指示が悪かった可能性も否定できません。
このような際にデザイナーばかりを責める人は、自己成長できないでしょう。
Webマーケターとして結果を出す際には、「どうすればデザイナーさんのミスを減らせる伝達ができるか?」など自分軸で反省する姿勢が大切です。
安定した企業で働きたい
安定した企業で働きたい人は、Webマーケターに向いていないでしょう。
Webマーケティングは変化の激しい業界で、1つの技術や手法が永遠に使いまわせるわけではありません。
場合によっては、Googleの一声で今まで積み上げてきた知識が全く通用しなくなることもあるのです。
そのため、安定志向の人にとっては、「いつ変化が起きるのか?」といった不安が付きまとうことになります。
また、Webマーケティングは最近注目されている技術やスキルのため、そもそも大手企業が存在していないという側面もあります。
指示して欲しい
Webマーケターにとって大切なことは、自発的に考え検証する力です。
そのため、上司から指示を待って行動する人は結果を出しにくいです。
自分で行ったWebマーケティング施策を検証して、改善案を提案するなど自分の力でどんどんチャレンジすることで成長にも繋がるでしょう。
Webマーケターに向いている人は転職してしまうのもあり!
Webマーケターの向き不向きを解説しましたが、向いている人は実際にWebマーケターに転職してしまうのもおすすめです。
性格が向いている人は、未経験でもWebマーケティング会社からポテンシャル採用を受けられる可能性も高く、実務経験を積むことでめきめきと成長できる可能性もあるでしょう。
ここではWebマーケターへの転職方法として、以下の2点を紹介します。
Webマーケターへの転職方法
Webマーケターになるには転職エージェントがおすすめ
Webマーケターとして転職する際は、転職エージェントの利用がおすすめです。
未経験からのWebマーケターへの転職は、何よりもポテンシャルの高さをアピールすることが大切です。
面接で入社してからどのように活躍できるのか、説得力のある説明が求められます。
しかし、いきなり自分のポテンシャルをアピールするのって難しいですよね。
転職エージェントは、転職のプロであるキャリアアドバイザーから転職のための具体的なアドバイスを貰えます。
模擬面接などを通して、あなたができる最高のアピール方法を一緒に考えてくれるので転職に成功できる可能性も高まるでしょう。
転職希望者は無料で利用でき、求人紹介なども受けられるので利用しない手はありません。
Webマーケターへの転職におすすめの転職エージェントについては、下記記事でも解説しているので参考にしてください。
ある程度経験を積んだらフリーランスエージェントも使える
Webマーケターになろうとしている人の中には、すでにブログ運営などで実績を出している人もいるでしょう。
具体的な実務経験がある人は、フリーランスエージェントを利用して案件獲得を目指すのがおすすめです。
フリーランスエージェントは、実績のあるWebマーケターに対して案件紹介を受けられるサービスです。
あなたに代わって最適な求人を探してきてくれるので、「レベルアップできる環境に出会いたい」「自分の実力を試せる案件が欲しい」など、様々なニーズを叶えられます。
フリーランスエージェントの中には、週1回~2回勤務の副業案件を扱っているサービスもあるため、「副収入を得たい!」という人にもおすすめです。
Webマーケターの案件を豊富に扱うフリーランスエージェントは、下記記事で紹介しているので参考にしてくださいね。
Webマーケターに向いているかわからないなら、とりあえず始めてみる
Webマーケターの向き不向きの性格を紹介しました。
しかし、結論を言えば、性格的に向いているのかはあまり関係ありません。
Webマーケターを目指すべきか悩んでいる人は、まずは挑戦してみることが大切です。
Webマーケターはまず始めることが大切
Webマーケティングでは向き不向きは関係ない→楽しんだ者勝ち
ここまで散々Webマーケティングの向き不向きを解説してきましたが、Webマーターとして結果を出せるかどうかは正直向き不向きは関係ないです。
どんなことでもそうですが、成果を出せるかどうかは性格的に向いているかどうかよりも、楽しんでやれるかどうかの方がはるかに大切です。
たとえば、以下の2人の野球部員がいたとしたら、どちらの方が成長し続けられそうですか?
野球部員の例
- 野球が好きで好きでたまらないAくん
- 野球好きの親にやらされているBくん
明らかに前者の方が成長できるし、将来性が高いと思えますよね。
このように、結局は成果が出せるかは楽しめるかどうかで差が付きます。
Webマーケティングはコツコツやれば成果が目に見え、独立や起業も夢ではない金額を稼げます。
自分の努力が結果として返ってきやすい職種なので、正直楽しいです。
性格的に合うか合わないかだけでなく、自分が楽しめそうかで挑戦してみることをおすすめします。
Webマーケティングスクールの無料体験や説明会を受けてみる
Webマーケティングに興味を持ったら、すぐにでも始めてみるのがおすすめですが、「正直、始め方がわからないんだけど…」という人もいるでしょう。
Webマーケティングの始め方で悩んでいる人は、まずはWebマーケティングスクールの体験授業を受けてみるのがおすすめです。
無料体験授業では、実際にWebマーケティングで使用される技術やスキルを本格的に学ぶことができます。
当然、体験だけで技術を習得することはできませんが、Webマーケティングがどういったものなのかを肌感覚で味わえます。
自分が楽しめそうかを判断する良い機会となるので、Webマーケティングの始め方がわからない人は申し込んでみましょう。
おすすめのWebマーケティングスクールについては、下記記事でも解説しているので参考にしてくださいね。
Webマーケターに向いている人のまとめ
今回はWebマーケターに向いている人について、解説しました。
Webマーケターは、自分で勉強し、施策を考えられる人に向いている職種です。
具体的には、下記の性格的特徴があると良いでしょう。
Webマーケターに向いている人の特徴
- 自分で勉強し続けられる
- 好奇心が旺盛
- ロジカルに考えて行動に移せる
- 人の心を考えられる
- 物事に完璧を求めない
- ITやWebサービスが好き
- コミュニケーション能力が高い
- 情報収集能力が高い
上記のような性格傾向の人は、Webマーケターとして成果が出せる可能性があります。
しかし、経験者の僕としては、「やってみなければわからない」というのが本音です。
何事もいきなりセンスがないと諦めてしまうのは勿体ないです。
一番大切なことは、Webマーケティングを楽しめるかどうかなので、「やってみたい!」と思ったらまずは挑戦してみましょう。
自分でブログを運営したり、Webマーケティングスクールの無料体験に通ったりして、Webマーケティングを経験してみることから始めるのがおすすめです。
ぜひ、経験を積んでWebマーケターになるための一歩を歩んでみてくださいね。