読者の検索意図を満たすコンテンツを作ることは重要!なんてことはよく聞きますが、みなさんはしっかり検索意図を考えていますか?
と、検索意図の重要性や考え方がわからない人が多いのではないでしょうか。
しかし、この検索意図をしっかり考えてから記事を書かなければ読者の満足するコンテンツになりません。
読者にとってより良い記事にするためには、検索意図をしっかり考えることが大切です。
そこで、この記事では検索意図の考え方・調べ方や、SEOの観点から見た重要性などをわかりやすく解説していきます。
あわせて検索意図を満たすブログの作り方や活用できるツールもまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。
検索意図の考え方をざっくり言うと!
- 検索意図は読者が検索する目的
- 検索意図がしっかり理解できれば読者の満足する記事ができ、SEOの観点からも効果的
- 検索意図にある「顕在意図」はキーワードから読み取れる悩み
- 検索意図にある「潜在意図」は新たに生まれる悩み
- 検索意図の調べ方と検索意図を満たすブログの作り方を解説
- 検索意図を考えるときに活用したいツールを紹介
そもそも検索意図って何?
インテントとも呼ばれる検索意図は、一言でいうと検索する目的のことです。
ユーザーはなぜそのキーワードで検索したのか、何のために調べたのかをコンテンツ制作者が考えることで、読者のニーズがわかります。
そして、この検索意図を考えずにコンテンツを制作するとユーザーの求めている記事にならないため、読者は満足できません。
読者にとって有益な記事を書くことはSEO的にも重要であるため、検索意図を満たす必要があります。
検索意図の考え方
このように感じる人も多いのではないでしょうか。
まず検索意図の考え方としては、ユーザーが何を求めているかを先回りすることです。
ユーザーがなぜ検索するのか、その目的を深堀りして解決策を提案するとユーザーの求めている記事ができます。
」という目的があって検索している人がいるはずです。
本記事はそんな読者の悩みを推測し、その悩みに対する答えを提案しています。
このように、読者の悩みを考えて解決策をコンテンツ化するのが検索意図の考え方です。
また、オリジナリティがあると一つの視点からではなく、幅広いニーズを満たせます。
キーワードに対する解決策はもちろん、ライバルとの差別化をはかって独自コンテンツを盛り込むことでより良い記事にできるでしょう。
検索意図の重要性
検索意図を考えて記事を書くことは、SEOで上位表示させるために必須です。
その理由の一つとして、Googleのアルゴリズムが関係しています。
一昔前まではキーワードを記事内にたくさん盛り込むことで、検索上位が狙えていました。
しかし、今ではただキーワードを散りばめただけの記事ではGoogleから評価されません。
そのため、Googleから評価されるためには以下のようなことに気をつけて記事を書く必要があります。
SEO的に重要なこと
- 読者のニーズに沿っているかどうか
- 読者にとってより有益な記事かどうか
- 満足度の高い記事かどうか
もちろん、キーワードを入れ込むことは大切ですが、それよりも読者ファーストなコンテンツになっているかが重要です。
読者が満足してくれることはもちろん、上位表示させるためにも検索意図をしっかり考えなければなりません。
検索意図にある「顕在意図」「潜在意図」の違い
検索意図はユーザーの悩みを先回りして考えることですが「顕在意図」と「潜在意図」の2つにわけられます。
検索意図を考えるときには、この2つを理解しておくことが大切です。
それぞれの意図を記事に組み込めたら、より良いコンテンツができます。
では「顕在意図」と「潜在意図」はどう違うのかを詳しくみてみましょう。
顕在意図と潜在意図の違い
顕在意図は読者が検索したときの悩み
「顕在意図」は検索した時点での悩みをさします。
キーワードから見て意図がわかり、読者の悩みを解決するために必ず必要です。
では、この場合どのような解決案を提案したら良いでしょうか。
「ダイエット 始め方」の顕在意図
- 簡単に始められるダイエット方法
- 食事制限の仕方
- 運動方法
上記のようなダイエット方法をまとめることで読者の悩みを解決できます。
このように、キーワードから検索する目的が直接わかる検索意図が顕在意図です。
潜在意図は記事を読んで生まれる新たな悩み
「潜在意図」は記事を読んでいくことで出てくる違う悩みです。
そのため「顕在意図」のようにキーワードから直接読みとることはできません。
先ほどの「ダイエット 始め方」というキーワードの潜在意図を考えてみます。
ダイエットを始めたいということはダイエット方法が知りたいのはもちろんですが、読者の中には記事を読んでいくうちに、以下のような悩みが生まれるかもしれません。
「ダイエット 始め方」の潜在意図
- 継続が必要みたいだけれど続けるコツはあるのかな?
- 食事制限をする場合どんな食事にしたら良いのかな?
このような潜在意図は最初のキーワードからは読み取れないため、記事を書くにあたって考える必要があります。
ユーザーが自覚していない疑問を推測して記事に含めると、読者の満足度はより高くなるはずです。
SEOで上位を目指すために!検索意図の調べ方
ユーザーの検索意図を満たせると上位表示につながるため、しっかり下準備をしてコンテンツを作成する必要があります。
しかし中にはこのように考える人もいるでしょう。
検索意図を調べるためにはキーワードチェックはもちろん、場合によってはYahoo!知恵袋やTwitterを活用した方が良い場合もあります。
ここからは検索意図の具体的な調べ方を解説していくので、参考にしながら試してみてください。
検索意図の考え方
ターゲット像を明らかにする
まず検索意図を調べる下準備として、ターゲット像を決定しましょう。
このターゲット像が明確でないと、記事の内容が変わってしまいます。
ではダイエット初心者と経験者のニーズを考えてみましょう。
ダイエット初心者のニーズ
- 簡単に始めたい
- 詳しくダイエット方法が知りたい
ダイエット経験者のニーズ
- いかにダイエットを続けられるか
- どうしたら結果を出せるか
上記のニーズから考えると、初心者はわかりやすいダイエット方法が知りたい、しかし経験者は事前知識があるためわかりやすさよりも、継続のコツやもっと深いダイエット方法を求めている可能性があります。
ダイエット初心者に向けた記事に、難しいダイエット方法を提案しても読者は満足できません。
ターゲット像がふんわりしていると読者の求めている記事ができないため、どんな人に向けて記事を書くのかをしっかり決めておく必要があります。
検索上位の記事をチェックする
狙いたいキーワードが決まったら、実際にそのキーワードを入れ込んで検索してみましょう。
上位表示されている記事はニーズが満たされた、満足度の高い記事ということです。
その記事を参考にすることで、自分の記事に必要な情報を入れられます。
たくさんの記事を読めば読むほど情報収集できますが、その分時間がかかるため、上位10記事ほどの見出しをみてみましょう。
そこから自分が想定したターゲットに対して必要だと思った情報を選択していきます。
ただ網羅的に書くと不必要な情報が入る可能性があるため、ターゲットに合わせた情報だけをピックアップすることが大切です。
検索結果で上位表示されなければ、なかなか自分の記事を読んでもらえません。
せっかく書いた記事をたくさんの人に読んでもらうために、今ある上位記事からもしっかり学んでいきましょう。
検索キーワード・サジェストキーワードから読み取る
キーワードは読者の悩みがギュッと詰まっています。
ユーザーがどんな気持ちでそのキーワードを検索窓に入れたのかを考えられたら、意図がわかるはずです。
検索意図の例
- 「ダイエット 食事 メニュー」ならダイエット中に最適な食事メニューが知りたい
- 「ダイエット サプリ おすすめ」ならおすすめのダイエットアプリが欲しい
- 「ダイエット 無料 アプリ」ならダイエットに関する無料アプリを使いたい
このように顕在意図は検索キーワードから読み取れます。
しかしキーワードから検索するといっても、ユーザーの考えていることを自分で推測するには限界があるでしょう。
仮に「ダイエット 食事」というキーワードで記事を書くなら、どのようなターゲット像を推測しますか?
「ダイエット 食事」のターゲット像例
- ダイエット中の食事メニューが知りたい
- ダイエット中の食事制限を知りたい
- ダイエット中の食事をコンビニですませて良いのか知りたい
上記のような悩みは考えられるかもしれませんが、ほかの目的で検索する人もいるはずです。
そこで、関連するキーワードを簡単に調査するために活用したいのがGoogle検索したときに表示されるサジェストワードとGoogle関連キーワードです。
Googleの検索窓に「ダイエット 食事」を入れると関連するキーワードをいくつか提案してくれます。
また検索結果の下部には、そのキーワードから連想されるキーワードが自動的に表示されるので、両方チェックしてみましょう。
ユーザーの検索ニーズを知る手がかりとなるはずです。
Yahoo!知恵袋・Twitter・Q&Aサイトを活用する
上位記事の確認やキーワードから読み取ることはもちろん必要ですが、Yahoo!知恵袋・Twitter・Q&Aサイトも大いに活用していきましょう。
特にYahoo!知恵袋やQ&Aサイトにはユーザーのリアルな悩みが投稿されています。
キーワードだけ見るよりも、より詳しい悩みがわかるため検索意図を理解するのにぴったりです。
その中から悩みをいくつかピックアップして記事内容に含めるとオリジナリティまで出せるので、SEOの観点からみても効果的。
このように悩んでいる人は一度、Yahoo!知恵袋やQ&Aサイトをのぞいてみましょう。
また同じように使えるのがTwitterです。
リアルタイムでリサーチすると、キーワードに対するツイートが表示されます。
ただし、検索意図と関係ないものも多くあるのでツイートの情報をすべて鵜呑みにするのはおすすめできません。
自分の記事に活用できそうなものだけを選ぶ必要があります。
4つのタイプのキーワードに注目する
検索意図には4つの種類があります。
検索意図4つの種類
- KNOWクエリ・・・情報を知りたい
- GOクエリ・・・指定した場所やサイトに行きたい
- DOクエリ・・・特定の行動をしたい
- BUYクエリ・・・商品を買いたい
ではそれぞれ詳しくみていきましょう。
KNOWクエリ|何かの情報を”知りたい”時の検索語句
まず「KNOWクエリ」はユーザーが何かの情報を知りたいという意図があって検索しています。
KNOWクエリの例
- 「ブログ 始め方」ならブログの始め方を知りたい
- 「WordPressとは」ならWordPressとは何か知りたい
- 「ダイエット方法 種類」ならダイエット方法の種類を知りたい
キーワードに関する答えを求めているため、記事にしっかり答えが書かれているかを意識することが大切です。
GOクエリ|何か”したい”時の検索語句
「GOクエリ」は指定した場所やサイトに行きたいときの検索意図です。
GOクエリの例
- 「Instagram ログイン」ならInstagramのログインページに行きたい
- 「YouTube」ならYouTubeのサイトに行きたい
- 「大阪 ラーメン」なら大阪にあるラーメン屋へ行きたい
基本的にサイト名がダイレクトで入っていることが多いので、何か特別なテクニックは必要ありません。
現に「YouTube」と検索すると検索結果の1位にYouTubeの公式サイトがあがってきます。
ユーザーが自社サイトを検索したときに1ページ目に表示されていなかったら、なかなか辿り着けません。
そういった意味でもビジネスにつける名前は意識した方が良いでしょう。
DOクエリ|何か”行動したい”時の検索語句
「DOクエリ」はユーザーが特定の行動をしたいという意図があって検索しています。
DOクエリの例
- 「オンラインフィットネス 予約」ならオンラインフィットネスに予約したい
- 「ヘルシー料理 作り方」ならヘルシー料理を作りたい
- 「アプリ ダウンロード」ならアプリをダウンロードしたい
「DOクエリ」の検索意図をもっているユーザーは、記事を読んで何かアクションを起こすことが前提です。
企業サイトが多いので上位表示が難しい可能性があります。
BUYクエリ|何か”買いたい”時の検索語句
「BUYクエリ」は何かの商品を買いたいというユーザーの検索意図です。
BUYクエリの例
- 「彼氏 誕生日プレゼントなら彼氏の誕生日プレゼントを購入したい
- 「ダイエット おすすめ 本」ならダイエットにおすすめの本を購入したい
- 「WordPress 有料テーマ おすすめ」ならおすすめのWordPressの有料テーマを購入したい
「DOクエリ」と同様に、記事を読んで購入するというアクションを起こすことが前提です。
検索結果の上位は広告や通販サイトなどが多く並んでいるため、上位表示は難しいでしょう。
自分の狙っているキーワードがどれにあたるのかを知らなければ、有益な記事にはなりません。
ユーザーの検索意図をしっかり理解することで、満足度の高い記事にできることはもちろん、SEOからも高い評価を受けられます。
検索意図を満たすブログの作り方
検索意図の考え方や調べ方がわかったら、自分のブログにも活用していきたいはず。
このように考えている人は、検索意図を満たす記事を書くことで自然と読者ファーストな記事になり、Googleから評価も上がります。
では、検索意図を満たすブログを作るにはどうしたら良いのかを具体的にみていきましょう。
検索意図を満たすブログの作り方
タイトルに情報を盛り込む
ユーザーの検索意図をタイトルにも盛り込むと効果的です。
ユーザーが最初に目に留めるのはタイトルなので、そこに検索意図が満たされるような情報があれば記事を読んでもらえます。
反対に、記事タイトルに読者の必要としている情報が入っていなければ、クリックしてもらえません。
では、どのようにしてタイトルに情報を盛り込めば良いのでしょうか。
まずは自分の指定するキーワードで実際にGoogle検索してみましょう。
そして、検索結果に表示されている記事タイトルにどんな言葉が多く含まれているか、いわゆる共起語を調査します。
共起語は指定したキーワードと一緒によく使われる言葉なので、ユーザーが求めている情報です。
上手くタイトルに活用しましょう。
記事にオリジナリティを出す
SEOの観点から見て重要なことは、コンテンツの差別化です。
上位記事を参考にして情報を網羅するのも必要ですが、それだけだと似たり寄ったりの記事になってしまいます。
すでにある記事と類似すると独自コンテンツとしては弱く、Googleからもなかなか評価されません。
また独自に調査したアンケートや画像なんかもあれば、ほかにはないオリジナリティの高い記事が作れます。
Googleサーチコンソールを活用する
Googleサーチコンソールは自分のサイトの検索トラフィックを計測するツールです。
ブロガーさんはきっとみんな確認しているでしょう。
しかし、中には以下のように感じている人もいるはずです。
GoogleサーチコンソールではGoogleでの順位や表示回数がわかります。
特に上の画像の「検索パフォーマンス > クエリ」の部分には、ユーザーが実際にどのようなキーワードを検索窓に入れたかを確認できるので、自分が狙ったキーワードがどうかチェックしてみましょう。
もし狙っていないキーワードが多ければ、検索意図の見直しをしながら改善していく必要があります。
検索意図を考えたらSEOに強い記事構成を作ろう
検索意図を調べて考えが固まったら、記事を作る下準備の完成です。
次に行うのが記事作成ですが、ここで重要なのが構成。
構成を作らずにいきなり記事を書いてしまっては話がまとまらなくなってしまい、伝えたいことを十分に伝えられません。
また構成はSEO的にも関係しているので、しっかり構成を練ってから本文を書き始めるようにしましょう。
SEOに強い記事構成とは
結論ファーストを意識する
Webサイトでは言いたいことや、話の結論となる部分は最初に伝えます。
ネットで何かを調べているユーザーたちは思っている以上にせっかちなため、結論が先に書いていなければ最後まで読みません。
起承転結なんて言葉を習った覚えのある人が多いかもしれませんが、Web記事を書くときは「PREP法」を意識する必要があります。
PREP法とは
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(具体例)
- Point(結論)
このような順番で文章を書くことで読者にとってもわかりやすい記事が完成します。
伝えたいことはもったいぶらず、先に伝えたから理由を説明していくことで、説得力も増すでしょう。
大見出しと小見出しを設定する
記事構成で大切なのが見出しの設定。
SEOの観点から見て、見出しは検索ニーズに合っているかの判断材料になるからです。
見出しには下記のようにいくつかの階層があり、検索エンジンが文章構造を理解する手段となるため、適切に設定する必要があります。
h1 | 大見出し |
h2 | 中見出し |
h3 | 小見出し |
h4〜h6 | 超小見出し |
基本的にはh2の中にh3、h3のなかにh4というように使いましょう。
また見出しを作るときには、見出しを見ただけで記事の大まかな内容がわかるようにすると読者にとってわかりやすくなります。
見出しは読者にはもちろん、検索エンジンに内容を伝えるという意味でも非常に重要です。
SEOを意識した記事を作るには、正しく見出しを設置しましょう。
見出しにはキーワードを含める
狙いたいキーワードは適切に見出しに含めることが大切です。
検索エンジンは見出しからどのような情報がのっているコンテンツなのかを判断します。
しかし、不自然なまでにキーワードを含めることや長すぎる見出しを設定するのは逆効果。
読者が読みにくくなってしまい、離脱につながります。
無理やりキーワードを詰め込むのではく、以下のようなことを意識して見出しを作ってみましょう。
見出しを作るときに意識すること
- わかりやすい日本語を使う
- 短くて読みやすい文章にする
- キーワードを入れることを意識しすぎない
キーワードを意識するあまり、よくわからない見出しになってしまってはユーザーにとってもSEO的にも良くありません。
必要最低限の情報をシンプルにまとめるようにすることで、わかりやすい見出しになるはずです。
上位表示できない...もしかして検索意図の考え方が違う?
ブロガーさんの中には記事が読まれず悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
この場合、ユーザーの検索意図をしっかり把握できていないことが原因かもしれません。
本記事でも解説してきたように、検索意図を考えてコンテンツを制作することは読者にはもちろん、SEOにも効果的です。
検索意図を満たして記事を書くことで、読者の満足度が高まりGoogleからも自然と評価されます。
この検索意図がズレていると読者が求めている記事になりません。
また上位表示させるためには、検索意図のほかにもブログ自体のドメインパワーやコンテンツの有益さなど、さまざまなことが関係しています。
良質な記事を多く完成させ、ブログ全体が成長していけば検索順位も上がりやすくなるでしょう。
検索意図を考えるときに活用できるツール
ここからは検索意図を考えるときに便利に使えるツールをまとめました。
検索意図をすべて自分で考えるのは難しく、膨大な時間がかかってしまいます。
ツールを上手く活用することで、いろいろなキーワードから検索意図を調査できるので便利です。
ここで紹介するツールはすべて無料で利用できるため、上手く活用していきましょう。
検索意図を考えるときに活用できるツール
ラッコキーワード
サジェストワードや共起語調査、見出し抽出などあらゆるキーワード調査を無料で調べられるツールです。
キーワードを入力するとQ&Aサイトもあわせてチェックできるので、検索意図を考える時にぴったり。
ただし非ログイン状態では1日5回までしか利用できないので、無料登録してから利用しましょう。
また、もっと頻繁に使うという人には有料プランでの契約が可能です。
ほとんど制限を気にせず使えるため、検討してみてはいかがでしょうか。
共起語検索
共起語検索ではGoogleの上位30サイトの共起語が調べられます。
面倒な会員登録や制限回数はなく、好きなときに何回でも利用できる優れものです。
記事タイトルに共起語を入れ込みたいときなんかにも使えます。
共起語は狙っているキーワードと一緒に利用される可能性が高い言葉であるため、検索意図を探るために上手く活用しましょう。
ezorisu-seo
ezorisu-seoは指定するキーワードを入れると、どのようなコンテンツが評価されるのかを解析してくれるツールです。
何のキーワードを含めたら良いのかというアドバイスがもらえるため、自分の記事に足りないキーワードを追加できます。
新しい記事を書くときはもちろん、順位がなかなか上がらない記事をリライトするときにも使えて便利です。
ただし無料で利用する場合は回数制限があるので要注意。
無料会員登録した方が不便なく使えるのでおすすめです。
キーワードリサーチャー
指定したキーワードを入力すると、関連キーワードを取得できます。
先ほど紹介したラッコキーワードでもサジェストワードの確認ができますが、キーワードリサーチャーは見やすいところが魅力的。
関連キーワードが放射線状に広がって表示されるので、パッと見でもわかりやすいツールです。
また無料で使えるうえに、手間のかかる会員登録や制限回数は一切なし!
関連キーワードから検索意図を考えるときには、ぜひ活用していきましょう。
検索結果
ツールというほどのものではありませんが、最も身近な方法として実際にGoogleの検索結果をしっかり確認しましょう。
Googleは検索意図に対して最適な記事を表示するため、検索意図につながる情報がたくさん詰まっています。
検索窓にキーワードを入れたら検索結果のページをスクロールしてみましょう。
YouTubeなどの動画があがっているのか、それとも画像が表示されているのかで読者が求めていることがわかります。
また、下の画像のように検索窓の下に出てくるカテゴリーもチェック。
実はこの部分、キーワードによって表示されるカテゴリーや順番が変わるのをご存じですか?
左にいくほど関連性の高い情報なので、積極的に記事に含めるとユーザーの満足度が高まるはずです。
そのためダイエットに関するレシピ本や料理動画を参考にして、どのようなダイエットメニューを作ったのかの画像を含めると良いでしょう。
ツールを使って共起語やサジェストワードを調査するのはもちろんですが、実際にキーワードを入れてGoogle検索した結果もコンテンツに含めることが大切です。
まとめ
検索意図の考え方は読者が何を求めているかを先回りして考えること。
読者が何を思って検索しているのかを調べて理解することで、検索意図が満たされて良質な記事に仕上がります。
決して自分の書きたいことを書くのではなく、いつも読者目線でコンテンツを作成することが重要です。
読者の知りたい情報がすべて含まれていると、満足度が上がりSEO的にも効果的。
今回解説した検索意図の調べ方やツールを上手く使って、読者ファーストになるコンテンツを作っていきましょう。