なんでwebディレクター は使えないと言われているの?
これからwebディレクターのキャリアをスタートさせる方は、上記のような疑問をもたれているでしょう。
そこでこの記事では、webディレクター が使えないと言われている理由や、優秀なwebディレクター に必要なポイントについてもご紹介していきます。
webディレクターとしてキャリアをスタートさせる方は、是非この記事を参考に優秀なwebディレクターを目指してみてはいかがでしょうか。
この記事でわかること
- webディレクターの仕事内容
- 使えないwebディレクターの特徴
- 有能なwebディレクターの特徴
- 使えないwebディレクターにならないためのポイント
- webディレクターに向いている人
- webディレクターに向いてない人
webディレクターの仕事内容とは?
webディレクターとは、web制作や運営のプロジェクトを進行していく役割を担っています。
ネットでは必要のない役職なのではないかと囁かれていますが、クライアントと現場製作者を繋げる重要なポジションです。
webディレクター の役職は以下の2種類に分けられています。
運用ディレクター
新規サイトの考案からリリースまでを行うのが開発ディレクターの仕事です。
運用ディレクターは、リリースされたサイトの運用や改善を行っていきます。
開発ディレクターの方が、サイト設計や競合の調査を行っていくため、より専門知識やスキルが必要です。
webディレクターはなくなるのか?
これからwebディレクターを目指そうと考えている方は、webディレクターの仕事に将来性があるのか気になってくるでしょう。
ここでは、webディレクターの仕事がなくなると言われている原因を下記の3つに分けてご紹介していきます。
webディレクターはなくなるのか
それでは、詳しく見ていきましょう。
AIの参入によって代替される可能性
現在AIの普及が加速しているため、人間が行っている作業が減少しつつあります。
これから更に多くの職業が、AIによって淘汰されていくと考えられていますが、中にはAIにできない仕事も存在します。
webディレクターはその一つです。
マーケティングや企業とのコミュニケーションは、人間ならではの心理が大きく関わってきます。
人間が考えるからこそ意味のある仕事は、単純作業の仕事に比べてなくなる可能性が極めて低いと言えるでしょう。
スキルや技術不足が原因
スキルがなく、スケジュールの管理やレスポンスの悪いwebディレクターは、企業にとって不要になってきます。
webディレクターという役職は残り続けても、個人の能力が低ければ会社に何も還元できません。
そのため、webディレクターはいらないなどと言われている可能性があります。
webディレクター自体の重要性ではなく、個人にディレクターとしての価値があるのかが重要になってくるでしょう。
制作を行わない業務
webディレクターの業務は主にプロジェクト進行の管理です。
webサイトの開発や制作を行わないwebディレクターは多く存在します。
知識や技術のないwebディレクター は現場の制作チームから見て不要に思われてしまうことが多いでしょう。
web制作に関する知識が乏しいと、ゴールから逆算したスケジュール設定を行えないため、制作チームによく思われない傾向があります。
使えないwebディレクターの特徴
webディレクターのスキル不足が原因で、現場チームに迷惑をかけてしまい、使えないと言われてしまうことがあります。
具体的に使えないwebディレクターの特徴は下記のとおりです。
使えないwebディレクターの特徴
それでは、上記の特徴について詳しく見ていきましょう。
使えないwebディレクターの特徴①|スケジュール管理ができていない
webディレクターが担当する仕事の中でも、スケジュールの管理は非常に重要です。
新規webサイトの提案から公開までを逆算し、精密なロードマップを作っていく必要があります。
スケジュール管理が甘いと、webサイトの公開が間に合わないなどのトラブルが発生するため、webディレクターの責任は重大です。
現場の制作チームはwebディレクターが組んだスケジュールに沿って作業を進めていきます。
管理ができていないと制作側から使えないと認識されてしまうでしょう。
使えないwebディレクターの特徴②|返信が遅い
メールの返信は、クライアントと制作側のコミニュケーションをとるのに必要なため、レスポンスが悪いと不審に思われてしまいます。
早急に返事が欲しい場合になかなか連絡がつかないと、使えないwebディレクターという認識をもたれてしまうでしょう。
制作側やクライアントに余計な心配をかけないよう、レスポンスの速さは意識する必要があります。
使えないwebディレクターの特徴③|クライアントの言いなり
クライアントの要望を聞き、制作側に上手く流し込む役割がwebディレクターにはあります。
しかしクライアントの要望が厳しい場合、ハードスケジュールになってしまう恐れがあるでしょう。
制作側のことを考えずに要望を全て聞き入れてしまうと、現場は混乱状態になります。
クライアントの言いなりになると周りのチームは迷惑です。
受けられない要望は断るなど、ゴールを見据えて考えるのが大切になります。
使えないwebディレクターの特徴④|技術や知識が欠けている
webに関する知識が乏しいと、制作側に的確な指示を出すことができないため、使えないと思われてしまうかもしれません。
HTMLやCSSなどの基礎的な知識がなければ、コーダーに具体的な説明ができず説得力が欠けてしまいます。
具体性のない指示では制作側も動けませんので、使えないwebディレクターと思われてしまう要因になるでしょう。
使えないwebディレクターの特徴⑤|責任感がない
責任感が欠けているwebディレクターは、制作スタッフにも使えないと思われてしまうでしょう。
webディレクターの先輩や上司がいると、安心感から人任せになってしまう傾向があります。
自分ができなくても誰かがやってくれるだろうと、責任感のないwebディレクターでは、周りが不安です。
制作スタッフに疑問点を聞かれた時に答えられるよう、責任を持って業務に励むのが大切です。
使えないwebディレクターの特徴⑥|進捗状況を報告しない
webディレクターとしてプロジェクトの進捗状況を報告するのは大切です。
進捗状況の報告をしなければ次の行動をとる際に、周囲のスタッフに混乱を招いてしまいます。
現在どのくらい作業が進行しており、いつまでには次の作業に取り掛かれるか、現場の状況を共有しておくことが大切です。
進捗状況を共有することによって、スムーズに次の作業へ移っていけます。
次のアクションへの体制を整えておくのもwebディレクターの役目です。
使えないwebディレクターの特徴⑦|プロジェクトの役割分担ができていない
プロジェクトのタスクごとに役割分担を決めておくのもwebディレクターの仕事です。
このタスクは誰がいつまでにするなど、ゴールを細分化しておかないと責任の所在が不明になってしまいます。
役割を決めておくことで、納期ギリギリになっても未着手のタスクがあるなどのトラブルを事前に防げるでしょう。
正確なタスクの振り分けはwebディレクターの重要な仕事です。
振り分けが正確にできていなければ使えないと思われてしまうでしょう。
有能なwebディレクターの特徴
これまでは、使えないwebディレクターの特徴を取り上げてきましたが、有能なwebディレクターとはどんな人を指すのでしょうか?
有能なwebディレクターの特徴は下記のとおりです。
有能なwebディレクターの特徴
それでは、上記の特徴について詳しく見ていきましょう
有能なwebディレクターの特徴①|突発的なトラブルに対処できる
突発的なトラブルに対処できるのは、有能なwebディレクターの特徴です。
プロジェクトを進行していく上で、現場チームにトラブルが起きてしまうことが多くあります。
制作側で解決できない問題の場合、webディレクター が柔軟に対処しなければいけません。
ときには、スケジュール通りにプロジェクトが進まず、新規サイトの立ち上げに間に合わない場合があるでしょう。
その際はクライアントに報告し、もう一度作業の進行スピードを見直す必要があります。
有能と言われるwebディレクター は、これら突発的なトラブルに対してスムーズに対処することが可能です。
有能なwebディレクターの特徴②|ゴールまでの道筋を細分化できる
有能なwebディレクター はゴールまでの道筋を細分化することが可能です。
クライアントから求められる成果をゴールとし、完成までの計画を正確に練ります。
納期に遅れないようトラブルを見越し、各タスクごとに余裕のあるロードマップを作成することが大切です。
いつまでにどのタスクを終わらせておくかなど、大まかな進行具合だけでなく細分化することで、制作物のクオリティアップにも繋がります。
有能なwebディレクター は、完成までの道のりを細分化することが可能です。
細分化できるとスケジュールに余裕をもたせたり、制作するwebサイトのクオリティも高くできます。
有能なwebディレクターの特徴③|プレゼンテーション能力がある
プレゼンテーション能力が高いwebディレクターは有能と言えるでしょう。
企画の提案を行う際は、相手側に納得してもらわなければいけません。
企画を通すためにも、web ディレクター にはプレゼンテーション能力が必要です。
また、開発スタッフにタスクの説明をしたり、クライアント側に対して交渉する際にもプレゼンテーション能力が求められます。
発案から提案、プロジェクト開始までをスムーズに進行できるだけでなく、開発陣に対しても正確な説明ができるwebディレクター は有能と言えます。
有能なwebディレクターの特徴④|正確なマネジメントができる
有能なwebディレクターには正確なマネジメントスキルも求められます。
web制作プロジェクトの管理者であるからには、メンバーそれぞれに対して的確なマネジメントをしなければいけません。
メンバーを正しく評価し、フィードバックを行うなどプロジェクトの管理者として重要な役割があります。
しかし、マネジメントスキルは、経験に比例して培われていく傾向があるため為、長い目でキャリアを見ておく必要があるでしょう。
提出された課題に対して、正確なフィードバックができると制作物のクオリティも上がっていきます。
有能なwebディレクターの特徴⑤|スケジュール管理ができる
webディレクター の役割の中で最も重要なのが、スケジュール管理。
正確なスケジュール進行でなければ、納期に間に合わないといったトラブルも起きてくるため、クライアントの評価に関わってきます。
有能なwebディレクター であれば、各タスクごとに余裕のあるスケジュールを組むことが可能です。
webサイトのクオリティやクライアントの評価、現場の安定性を保つためにもwebディレクター には正確なスケジュール管理が求められます。
有能なwebディレクターの特徴⑥|予算管理ができる
有能なwebディレクター は予算管理も徹底しています。
進行していくプロジェクトによっては、フリーランスや派遣など外部から人材を確保する必要があるでしょう。
人件費の見積もりや上部に対しての提案を行うのもwebディレクター の役割です。
費用の管理ができていないと、納期遅れの原因や、制作物のクオリティに関わってきます。
有能なwebディレクター であれば正確な予算管理ができるため、チームからの信頼も大きく寄せられるでしょう。
webディレクターが使えない理由
なぜ、webディレクターが使えないと言われているのか気になるところです。
ここでは、webディレクター が使えないと言われている理由を下記の3つに分けてご紹介していきます。
webディレクターが使えない理由
それでは、詳しく見ていきましょう。
クリエイター側の気持ちが分からないから
webディレクター が使えないと言われる理由の一つは、クリエイター側の気持ちが分からないからです。
webに関する知識があればこのような問題が起きることはないでしょう。
しかし、基本的なweb制作の知識がないと使えないと言われてしまう恐れがあります。
例えばプログラマーに指示をだす際に、webディレクター 側の知識が乏しいと、無理なタスクのスケジュールを組んでしまいます。
プログラマー側からすると、やったことないのに漠然とした指示を出してくる人間に不信感をもつのは当然です。
管理者となって指示を出す以上、web制作の知識は必要になります。
単純にクライアントの要望を指示するだけでなく、自身も制作の内容を理解しておくことが重要です。
言われた通りの要望をクリエイター側に押し付けていると、使えないと思われてしまうでしょう。
新卒でもwebディレクターになれるから
企業によってwebディレクター は新卒での採用がされているため、経験不足から使えないと言われてしまうことがあります。
webディレクターにはコミュニケーションや指導、ヒアリングなど多くのスキルが必要です。
web制作に関する知識が求められるため、未経験では実践の役に立たない可能性があるでしょう。
広告代理店などでは、未経験のwebディレクターも募集されており、いきなりキャリアをスタートするといったケースもあります。
会社に、未経験のwebディレクター をバックアップできる体制が整っているのであれば問題ありません。
しかし、指導できる人材がいないとなれば非常にリスキーです。
未経験で採用したにも関わらず、育成サポートが整っていないと、使えないwebディレクター が増加していくでしょう。
自分で制作したことがない
自分でweb制作を行ったことがないwebディレクター は、使えない傾向にあるでしょう。
制作側に指示をだす際は、専門的に具体性をもって伝える必要があります。
具体性をもつには、webディレクター自身にweb制作の知識が必要です。
そのため、自分で制作したことがないというのは、使えない原因に繋がってくるでしょう。
また制作側に説明する際も、web制作の知識や技術がないと説得力がなく、不信に思われてしまいます。
使えないwebディレクターにならないよう意識するポイント
これからwebディレクターを目指す方は、周りから使えないと言われないためにも、いくつかポイントを抑えておきましょう。
使えないwebディレクター にならないよう意識するポイントは下記のとおりです。
使えないwebディレクターにならないためのポイント
それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。
チームワークを意識する
webディレクターはプロジェクトを進行していく上で、メンバーと密にコミュニケーションを取ることが大切です。
一つの目標に向かって進んでいく仲間、という意識が重要になってきます。
同じ空間にいない場合でもzoomやslackなどを使用して、タスクの進捗状況の確認やスケジュール管理が必要です。
また定期的に一対一での面談を設けて、現在の悩み事や気になっている仕事なども確認しておいた方がいいでしょう。
使えないwebディレクター と思われないためにも、仲間とのチームワークを心がけることが大切です。
常に学習する
使えないwebディレクター にならないためにも、常に学習する意識をつけておきましょう。
webディレクター は制作側に指示をだす役割もありますので、webマーケティングやサイトの解析について日々学習しておくことが大切です。
ユーザーのアクセスや行動を分析してサイトの改善を行うスキルなど、習得しておいて損はありません。
アナリティクスを解析できるメンバーがいない場合は、webディレクター が兼任することが多いです。
これからキャリアをスタートさせる方は、webマーケティングに関する分析や改善のスキルを習得しておくことをお勧めします。
使えないwebディレクター ではなく、守備範囲の広い頼れるwebディレクターを目指しましょう。
失敗した原因を探り改善する
プロジェクトを進行していく中で、失敗することもあるでしょう。
失敗した原因を探り改善していく意識をもつことで、次に活かすことができます。
タスクごとに、ここはダメだったけど良い点もあった、というように細かく分析していくことが大切です。
webディレクター 自身で完結させるのではなく、現場のメンバーにも問題点や改善策を共有するのも有効です。
失敗から改善までをスムーズに行うことで、使えないwebディレクター と一線を引けるようになるでしょう。
レスポンスを早くする
レスポンスの早さもwebディレクターには重要です。
プロジェクト進行中にクライアントからメッセージがきた際、返信が遅いと不信感を与えてしまいます。
タスクの確認でメールを送っても、返答がなければ次のアクションへは進めません。
プロジェクト自体の進行スピードにも関わってきますので、レスポンスの早さは重要です。
アクションの確認に時差があるwebディレクターでは使えないと思われてしまいます。
クライアントや現場チームへの連絡はスピード感をもって行うようにしましょう。
最新の情報を追う
webデザインやマーケティングなどの最新のトレンドを追うことで、開発や企画分野にも精通できるwebディレクター になれるでしょう。
最新の情報に強いだけで、コミュニケーションの機会が増え、周りからの信頼も大きくなる傾向があります。
日常的にSNSなどを用いて、最新のトレンドを把握するように心がけておくといいでしょう。
プロジェクトの管理以外にも、制作側にアウトプットできるwebディレクター は存在価値が大きくなります。
資料に必ず目を通す
webディレクターは、プロジェクトの資料や成果物の受け取りを行うことがあります。
受け取る際は、中の内容に目を通さずそのまま流してしまわないように注意しましょう。
特に成果物をクライアントに受け渡す場合は、要望に沿った完成度であるか、補足しなければいけない箇所はないか、確認することが大切です。
クライアントと現場チームの中間を担うwebディレクターがこれらの作業を怠ってしまうと、下記のようなデメリットが発生します。
成果物のクオリティの低下
クライアントの評価の低下
受け渡された資料の不明点や訂正箇所をチェックするのは、webディレクターの重要な仕事です。
基本的なwebデザイン・プログラミングの技術を習得する
webディレクターとして最低限のwebデザイン、プログラミングの知識は必要です。
webデザイナーやプログラマーと意思疎通をとる際に、webディレクター側に教養がなければうまく噛み合いません。
新卒採用でキャリアをスタートさせる方は、この知識や技術の差につまずくことが多いです。
いきなり、cssやhtmlなどのコードを用いた制作に進んでいきますので、未経験の方では力不足になってしまうでしょう。
使えないwebディレクターにならないよう、プロジェクトごとにスキルを習得していくのではなく、自発的に習得することが大切です。
webディレクターに向いている人の特徴
web制作現場の管理者でもあるwebディレクターには、どんな人が向いているのでしょうか。
ここでは、webディレクターに向いている人の特徴を下記の3つに分けてご紹介していきます。
webディレクターに向いている人の特徴
それでは、詳しく見ていきましょう。
些細な変化に気が付ける
些細な変化に気が付く人はwebディレクターに向いています。
様々な仕事をwebディレクターはこなさなければいけません。
一つ一つに細かいチェックやフィードバックを行う必要があるため、些細な変化に気が付く力は重要視されるでしょう。
webディレクターは現場の管理も行う立場です。
そのため各担当ごとのタスクやメンバーのスケジュールを頭に入れておく必要があります。
また、ちょっとしたメンバーの変化にも気が付く人も、webディレクターに向いている傾向があります。
マルチタスクに強い
webディレクターはプロジェクトの司令塔であるため、一度に沢山の仕事をこなす必要があるでしょう。
クライアントとのメールや、プロジェクトのスケジュールなど考えないといけないタスクが多くあります。
そんな中で、webディレクターが混乱してしまうと現場チームにも不安を与えてしまうでしょう。
マルチタスクに強いwebディレクターであれば、複数の作業もスムーズにこなせるため、円滑にプロジェクトを進行していけます。
制作現場の安定を図るためにも、マルチタスクに強い人は、webディレクターとして重宝されるでしょう。
コミュニケーション能力がある
コミュニケーション能力のある人は、webディレクターに向いていると言えます。
webディレクターには現場スタッフへの指示や、クライアントとの交渉などコミュニケーションが必要な場面が多々あるでしょう。
現場スタッフと、プロジェクトについてのスケジュールや改善点などを正確に共有する必要があります。
以上のことからコミュニケーション能力があるwebディレクターは大いに活躍できると言えるでしょう。
責任感がある
webディレクターの仕事をこなしていく上で、責任感は重要になってきます。
プロジェクトの半ばで些細なミスが起こったとき、途中で投げ出すことは許されません。
現場チームをまとめ上げるwebディレクターの責任感がないと、誰からも信頼を置けないでしょう。
全体的なプロジェクトのトラブルは、webディレクターの責任であるため、責任感の強い人でないと務まらない職業だと言えます。
情報取集ができる
情報取集がうまくできる人もwebディレクターに向いていると言えます。
数多くの情報を取集し扱うジャンルを増やさなければライバルサイトと差をつけることは困難です。
情報取集がうまくできると、一足先にトレンドを取り入れるなど、アクセス数を稼ぐことも可能です。
webディレクター自身の教養があると、周囲のクリエイターも信頼を置きやすく、プロジェクトとして成功しやすい傾向があります。
客観視ができる
主観で物事を考えるのではなく、客観的に見つめられる人はwebディレクターに向いていると言えます。
客観的に物事を見つめられると、ユーザーやクライアントの目線から改善点やニーズをあぶり出すことが可能です。
webサイトを制作していく上で、ユーザーのニーズや行動パターンは非常に重要になってきます。
自分の考えだけではサービスや商品を売ることはできません。
制作物に関して一歩ひいた目線でプロジェクトを進めていくことが重要です。
webディレクターに向いていない人の特徴
ここからは、webディレクターに向いてない人について取り上げていきます。
webディレクターに向いていない人の特徴は下記の通りです。
webディレクターに向いてない人の特徴
それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。
人とのコミュニケーションが苦手
コミュニケーションが苦手な人は、webディレクターに向いていない傾向にあります。
webディレクターの業務には、クライアントとの交渉や現場チームの指示が含まれていますので、コミュニケーション能力は必要です。
うまく説明できない人や、人と会話するのが苦手な方は、webディレクターの重要な役割をこなすことができません。
クライアントからの要望をうまく現場チームに落とし込む際などは、コミュニケーション能力が必要不可欠です。
一つの作業に集中したい人
webディレクターの業務は基本的にマルチタスクであるため、一つの作業に集中したい方には向いていません。
クライアントの提出物をチェックしたり、制作側にフィードバックを行うなど複数の作業を同時に抱えるのが基本です。
一つの作業に集中できず調子を狂わせてしまったりと、チーム全体の迷惑にもなります。
そのためマルチタスクができない人は、webディレクターに向いていないと言えるでしょう。
柔軟な対応ができない人
プロジェクトを進行していく上で様々なトラブルに見舞われてしまうことがあるでしょう。
そのような場合に、webディレクター には柔軟に対応する力が求められます。
スケジュール通りに進行できない際も、冷静にどう対処すべきか考えることが大切です。
また、制作側に代案をだしてみるなど、解決への糸口をすぐに見つけられる人が理想でしょう。
自我が強い人
クライアントと交渉していく上で、自分の意見を言う力は大切です。
自分の意見が言えないと現場チームに無理な要望がそのまま流れてしまう可能性があるからです。
しかし、クライアントの要望を頭ごなしに否定したり、現場チームの声に耳を傾けないwebディレクター ではプロジェクトの進行が勤まりません。
自分の意見を主張するのは大切ですが、周囲の意見にも耳を傾けられる人がwebディレクターに向いていると言えます。
webディレクター が使えないと言われる理由は?(まとめ)
今回は、webディレクターが使えないと言われる理由や、使えないwebディレクター にならないためのポイントをご紹介してきました。
webディレクター には、現場をまとめ上げるコミュニケーション能力やスケジュール管理能力など多くの力が求められます。
また、webデザインやhtml、cssといった基本的なコードに関する知識も必要です。
これからキャリアをスタートされる方は、使えないと周囲から思われないよう今回の記事でご紹介したポイントを抑えておきましょう。