Webサイトの運営において、重要な施策の一つである「SEO対策」。
よく耳にする言葉ですが、実際にSEO対策を行う時に、上記のような疑問を持たれる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はSEO対策とは何を行う施策なのか、初心者にも分かりやすく解説します。
また、SEO対策の具体的な実践方法も含めてご紹介しますので、最後までご覧ください。
SEO対策についてざっくり言うと……
- SEOとは、検索エンジンがWebサイトを理解しやすいように最適化すること
- SEO対策とは検索エンジンでの検索結果に、Webサイトの露出や上位表示させる対策
- SEO対策には、内部施策と外部施策がある
- 検索順位はクロールとインデックス、検索結果は検索アルゴリズムとランキングで決まる
- SEO対策のメリットは、効果的な集客、費用対効果が高いこと、資産になることがあげられる
- SEO対策のデメリットは、集客できるまでに時間がかかることやGoogleのアップデートに左右されることがあげられる
- 内部SEO対策は、内部リンクの設置、スマートフォンの対応、URL正規化などがある
- 外部SEO対策は、信頼性を証明することや、高評価やリンクの獲得がある
- SEO対策には、Googleが掲げる10の事実やE-A-Tなどの、Googleの考えを把握することが大切
SEO対策とは?
SEO(Search Engine Optimization)とは、検索エンジン最適化を意味します。
Googleなどの検索エンジンが、自分のWebサイトを理解しやすいように最適化することを指します。
そこで重要になるのが、今回のキーワードであるSEO対策です。
SEO対策とは、検索エンジンでの検索結果に、自分のWebサイトの露出や上位表示させる対策のことです。
このSEO対策をしっかりと行うことで、ユーザーに対して自分のWebサイトを周知することが可能になります。
またWebサイトへの訪問数が伸びることで、Webサイトでの商品やサービスの販売などにつながり、実績を上げることができます。
逆に、SEO対策を無視してWebサイトの運営を行った場合、Webサイトの訪問者数を上げることはできません。
SEO対策を無視したWebサイトの場合、クオリティの低いWebサイトとみなされてしまうため、検索エンジンで上位に表示されないためです。
SEO対策を施していないWebサイトの商品やサービスなどは、ユーザーに周知されないため実績を上げることは不可能でしょう。
上記の理由からもSEO対策は、Webサイトの運営において大切な施策ということが分かります。
SEO対策には「内部」と「外部」の2種類がある
SEO対策には大きく分けて内部施策と外部施策があります。
内部施策とは、Googleなどの検索エンジンのクローラー(巡回)に対して、自分のWebサイトの情報を認識させて、評価を得る施策です。
内部施策の目的は、そのクローラーが自分のWebサイト内を適切に巡回できるようにうながし、Webサイト内の情報をインデックス(登録、保存)することです。
Webサイトが検索エンジンで上位表示されるためには、そのWebサイトの内容をクローラーが正しく読み取る必要があります。
Webサイトの内部施策は、検索エンジンから高い評価を得られるための大前提として、必要な施策です。
内部施策には下記のようなものがあります。
SEO対策の内部施策の例
- XMLサイトマップ:クローラーに向けたサイトマップ
- Webサイトの階層構造の最適化:シンプルなカテゴリー分けや、階段構造をつくる
- パンくずリストの設置:現時点でWebサイト内の階層のどの位置にいるのかを把握
- 内部リンクの最適化:同じWebサイト内の別のページのリンクを設置する
- ページネーションタグの設置:ページ割をおこなう
外部施策とは、自分のWebサイトに関連度の高いWebサイトにリンクを貼り、検索順位を上げる施策のことです。
Googleは他サイトからの被リンクを基準として、Webサイトの重要度を判断しています。
Googleでの検索は、たくさんのユーザーがWebサイトに貼ったリンク数で、どのWebサイトのコンテンツが重要かを判断しています。
そのため検索エンジンで自分のWebサイトを上位表示するためには、外部施策が重要となるでしょう。
SEO対策での外部施策の例
- SNS、広告等でのコンテンツの宣伝
- コンテンツの品質向上で露出の増加
- ブランディングの促進
そもそも検索順位はどのように決まるのか
ここでは、Googleなどの検索エンジンで、検索順位がどのように決まるのかを解説します。
順位の計測には専用のツールを利用することで、簡単に計測できます。
順位計測ツールについて詳しく知りたい方は、こちらを参照してください。
検索エンジンで順位が決まる仕組み
クロールとインデックスについて
Googleなどの検索エンジンの仕組みを語る上で大切なのが、「クロール(巡回)」と「インデックス(登録、保存)」があります。
クロールとは、クローラーというWeb上の巡回ロボットが、世界中に存在するWebサイトの新規コンテンツなどを発見し、内容を確認することです。
クローラーはユーザーがWebサイトを見るのと同様に、Webサイトの内容を確認します。
クロールが確認するWebサイトの内容
- ページ内のコンテンツ内容
- 画像・写真
- リンク
クローラーの巡回でWebサイトの内容を理解してもらうことで、Googleの検索に引っかかるための準備が整います。
注意点として、クローラーはWebサイト内のリンクをたどって別のページを発見します。
Webサイト内のどのページにもリンクが貼られていないページには、たどり着きにくくなることを覚えておきましょう。
一方インデックスとは、クローラーが認識したコンテンツをデータベースに登録・保存することです。
ユーザーが検索エンジンを利用してキーワードを検索する時に、すぐに検索結果を引き出せるようにWebサイトの情報を登録します。
また、クローラーがWebサイトの内容をクロールした上で、コンテンツの重要度やリンクを判断し、インデックスするかどうかを決定します。
インデックスされるためには、Webサイト内のコンテンツやリンクを充実させる必要があるでしょう。
検索結果は検索アルゴリズムとランキングで決まる
検索エンジンでの検索結果は、検索アルゴリズムとランキングによって決定します。
検索アルゴリズムとは、Webサイトに対して検索キーワードに応じたスコアリング(特点付け)をする仕組みです。
アルゴリズムの精度が上がれば、有益で関連度の高い検索結果を表示できるでしょう。
またスコアが上がっていくことで、ユーザーが検索したキーワードに合った情報を検索結果の上位に表示できます。
Googleが求めていることは、1人でも多くのユーザーがGoogleを通して情報を検索することです。
ユーザーの知りたい情報に適切なWebサイトを上位に持ってくることで、そのユーザーの満足度が向上し、再度Googleを利用しますよね。
Googleは多くのユーザーに利用してもらうために、日々アルゴリズムの調整や検索結果の品質の改善を行っています。
そのためには、自分のWebサイト内の見やすさ、コンテンツの正確さ、リンク数などを適切に改善することでスコアを上げることができます。
Webサイトのスコアを上げることで、検索結果で上位に表示されるでしょう。
SEO対策はなんで必要なの?SEOの嬉しいメリット
ここでは、SEO対策のメリットをご紹介します。
SEO対策のメリット4選
自分のWebサイトへ効果的に集客できる
SEO対策のメリットは、自分のWebサイトに効果的に集客できることです。
SEO対策として、ユーザーのニーズに合ったキーワードを盛り込んでコンテンツを作成することで、Webサイトの品質を高めることができます。
Webサイトの品質を高めることで、Googleに評価されるでしょう。
Googleの高評価が得られれば、多くのキーワードがインデックスされ検索結果の露出が増加し、キーワードの検索順位が上がるという効果が期待できます。
また、検索エンジンでの検索結果が上位に表示されることで、Webサイトへの集客が増加するでしょう。
多くの集客が生まれることで、Webサイトでのアフィリエイト広告のクリック数や、商品やサービスの販売に繋げられます。
SEO対策を行うことは、商品やサービスの販売といったコンバージョン(実績)につながるので、大切な施策といえるでしょう。
広告費が必要ないので費用対効果が高い
SEO対策には広告費が必要ないため、費用対効果が高いというメリットがあります。
Webサイトへの集客を行う施策には、リスティング広告などがありますが、継続的に集客を行うためにはある程度の費用が必要です。
しかし、SEO対策でWebサイトが一度上位に表示されると、継続的に表示される傾向にあります。
Webサイトが上位に表示される期間が長くなれば、それだけ費用対効果は高まるでしょう。
ブランド力を高められる
ブランド力を高められることも、SEO対策のメリットの1つです。
SEO対策を上手に活用してWebサイトへの集客が増加することで、自社のWebサイトのブランディングにつながります。
また、Webサイト内で紹介しているサービスや商品のブランディングにもつながるため、付加価値が高まるでしょう。
ブランド力が高まることで、Webサイトへの集客はさらに高まり、コンバージョンにつなげることができます。
資産になる
SEO対策をおこなったコンテンツや経験・技術が、大切な資産になることも大きなメリットです。
SEO対策では、高いクオリティのコンテンツを作成する必要があります。
高いクオリティのコンテンツを一度作成することで、そのコンテンツはWebサイト上に継続して残る資産となるでしょう。
また、検索の上位に表示されるドメインも、簡単に作れるものではないため、大切な資産となります。
さらにSEO対策の施策で、検索順位を上げていく過程での経験や技術力は、今後の大きな資産となるでしょう。
メリットばかりではない!SEO対策のデメリット
ここでは、SEO対策のデメリットをご紹介します。
SEO対策のデメリット3選
SEOに関する専門的な知識を持った人が少ない
SEOに関する専門的な知識を持っている人が少ないことが、デメリットにあげられます。
SEOにはユーザーのニーズを調査する能力や、検索エンジンに関する技術的な知識、分析力などが求められます。
また、高い専門的知識が必要なコンテンツの制作を、法に触れないように作成する場合もあるでしょう。
そのため、SEOに関する専門的な知識を持った人材の発見や育成には、多くの時間が必要になります。
集客できるまでに時間がかかる
Webサイトに実際に集客できるまでに、時間がかかってしまう場合があることもデメリットの1つでしょう。
SEO対策の中にはさまざまな施策が存在するため、どのキーワードにどの施策が効果的かを見極める必要があります。
また、間違った施策を施してしまった場合、思うように集客できないこともあるでしょう。
内部リンクの設置を増やしただけで順位が上がることもあれば、タイトルの変更やコンテンツの充実などの改善を行っても順位が上がらないこともあります。
SEO対策では、施策の効果が発揮するまで継続する力や、施策の的確な改善などが重要です。
Googleのアップデートに左右される
Googleのアップデートに左右されることも、デメリットでしょう。
Googleは検索結果の順位を左右するアルゴリズムを、定期的にアップデートしています。
今まで上位に表示されていたWebサイトが、アップデートによって順位が下がってしまうケースも少なくありません。
アップデートが行われる度にSEO対策の改善を行うことで、継続的にWebサイトを上位に表示できるでしょう。
【まずはこれ!】SEO対策の基本的な方法!
ここでは、SEO対策の基本的な方法をご紹介します。
SEO対策の基本的な方法3選
自分のWebサイトのターゲットを決める
まず自分のWebサイトに訪れてほしい、ユーザーのターゲット層を設定しましょう。
ターゲット層を設定するためには、自分がWebサイトで発信したいコンテンツを決定することが重要です。
自分のWebサイトで発信したいコンテンツが定まっていない状態で、色々なコンテンツを発信してしまうと、情報が煩雑になってしまいます。
どの情報を発信したいのかが明確になっていないので、多くの集客は見込めないでしょう。
また、ターゲット層を設定するためには、自分のWebサイトのコンテンツと関連する他サイトの市場調査を行う必要があります。
他サイトがどういったユーザーに向けて発信しているのか、ユーザーが求めるデザイン、操作性なのかを確認しておきましょう。
自分が発信したいコンテンツを定めた上で、ターゲットを市場調査することが大切です。
ターゲットが調べそうなキーワードを決める
次に、ターゲットが調べそうなキーワードを決定しましょう。
キーワードを設定するには、ターゲットとなるユーザーがどのような情報を求めているのかを予測する必要があります。
例えば、5月に沖縄に旅行しようと考えている人が、沖縄の気候の状況が気になっていたとしましょう。
「沖縄 5月」と調べた場合、5月の沖縄の旅行の情報や、気候・服装に関する検索結果が表示されます。
しかし検索のキーワードには、「観光」「服装」「気候」といった言葉は入っていません。
これはGoogleが、ユーザーの検索意図として「5月の沖縄の気候情報を求めている」と認識しているからです。
Googleと同様に、ユーザーが検索しているキーワードを予想して、ユーザーのニーズに合わせたコンテンツを作成する必要があります。
ターゲットとなるユーザーが「最終的にどうしたいのか」を予測し、逆算してキーワードを設定しましょう。
ユーザーニーズを満たすようなコンテンツを作成する
最後に、ユーザーのニーズを満たすようなコンテンツを作成しましょう。
Webサイトでのコンテンツというと、記事をイメージする方も多いかもしれませんが、コンテンツは記事以外にもあります。
Webサイトでのコンテンツの内容
- Webサイトのトップページ
- 商品やサービスの紹介ページ
- 商品の購入ページ
- 画像や動画
ユーザーのニーズに合わせて、Webサイト内のコンテンツは変化すると覚えておきましょう。
例えば、「洗剤」を紹介したい場合は記事の文章よりも、画像や動画を用いて洗浄力を表現した方が効果的ですよね。
ユーザーが求めていることを予測してコンテンツを作成することで、ユーザーの満足度につながります。
またコンテンツ内容の純度も、ユーザーのニーズを満たしているかを確認しましょう。
「洗剤」の洗浄力や成分をもっとよく知りたいのに、冒頭で「そもそも洗剤とは何か」を長々と語られてはユーザーも飽きてしまいます。
ユーザーが求めている内容を的確にシンプルに伝えることが、重要になるでしょう。
成果を出すためにやっておきたい内部SEO対策
ここでは、Webサイトで成果を出すために、やっておきたい内部SEO対策をご紹介します。
おすすめの内部SEO対策4選
関連記事への内部リンクを設置する
まず、関連記事への内部リンクを設置しておきましょう。
例えば、「洗剤」を紹介したい記事の中に「洗剤の洗浄力ランキングのまとめ記事」のリンクを設置することで、内部リンク構造を最適化できます。
リンクを設置する際には、前後の文脈に馴染ませながら設置しましょう。
また内部リンク構造の最適化には、下記のような施策があります。
内部リンク構造の最適化の施策例
- 最新の投稿をTOPページに掲載する
- サイトマップの設置
- パンくずリストの設置
スマートフォンでも最適なサイトにする
パソコンからのアクセスだけでなく、スマートフォンでも最適なWebサイトにすることが大切です。
今ではパソコンからではなく、スマートフォンから情報を検索することが圧倒的に多くなっています。
そのためスマートフォンで快適に操作できるWebサイトが、Googleで上位に表示されるサイトといえるでしょう。
Webサイトがスマートフォンからでも快適に利用できるかどうかは、モバイルフレンドリーテストが効果的です。
万が一モバイルフリーテストが不合格だった場合、チェック後のアドバイスに沿った改善を行いましょう。
スマートフォンに対応しているWebサイトを目指すことで、さらに多くの集客を目指すことが可能になります。
URLを正規化する
URLの正規化も、SEO対策の内部施策として重要です。
URLの正規化とは、Webサイト内で重複しているページがある場合、どのページのURLを検索エンジンに評価してもらうのかを示す施策です。
URLの正規化ができていない場合、正規URLは検索エンジンが自動で決定します。
万が一、こちらの意図していないページが正規URLになった場合、適切なインデックスが行われず、思うように集客が見込めない可能性があります。
WebサイトのSEO対策を行う場合には、インデックスさせるべきURLを正規化し、効率的な集客を目指しましょう。
Webページの表示スピードを上げる
Webページの表示スピードを上げることも、大切な施策の1つです。
Googleは常にユーザーを第一に考えているため、ユーザーにとって利益の高いWebサイトを上位に表示させます。
ページの表示スピードが遅いWebサイトは、ユーザーが必要な情報を得るまでに時間がかかってしまい、ストレスになりますよね。
こういった表示スピードの遅いWebサイトは、ユーザーにとって利便性が低いとGoogleに判断される可能性があります。
また、全く同じコンテンツ内容を掲載しているWebサイトが2つあった場合、ページの表示スピードの早いWebサイトが上位表示されます。
このようにWebサイトの表示スピードを上げることも、内部SEO施策として大切なことです。
成果を出すためにやっておきたい外部SEO対策
ここでは、成果を出すためにやっておきたい外部SEO対策をご紹介します。
おすすめの外部SEO対策2選
信頼性のあるコンテンツであることを証明する
まず、Webサイトのコンテンツが信頼できることを、証明することが大切です。
例えば「洗剤の洗浄力ランキングまとめ」のコンテンツがあるとします。
このコンテンツの中身は、洗剤の洗浄力が強いものをランキング形式で紹介しています。
紹介している洗剤を1回も利用していない人が書いている記事だった場合、そのランキングが正しいものか信頼性に欠けてしまいますよね。
しかし、自分で実際に使ってみた経験を掲載しておくことで、その中身は信頼性のおけるコンテンツとなるでしょう。
その他にも下記のような引用や明記を行うことで、信頼性が上がります。
信頼性を上げるための施策
- 洗剤の企業の公式サイトや公共機関サイトが言及している情報
- 著名人や有名人が語っている言葉
- より具体的に調査した独自データや外部データ
- Webサイトの運営情報
ユーザーからの高評価やリンクの獲得
ユーザーからの高評価やリンクを獲得することも、大切な外部施策です。
ユーザーから高評価を得ることで、コンテンツの信頼性が上がり、さらに多くの集客を得ることができます。
また、被リンクを獲得することで、検索エンジンのインデックスでも良質なサイトと判断されます。
たくさんの被リンクを獲得するためには、InstagramやFacebookなどのSNSを活用しましょう。
SNSの宣伝効果は、シェアを通して一気に拡散できるため非常に効果的です。
自社のコンテンツをSNSで宣伝することで、さらに多くのユーザーの集客を行えるでしょう。
Googleの考えを把握することが大切
SEO対策を行うためには、Googleの考えを把握することが最も大切です。
ここではGoogleが掲げている大切な考え方をご紹介します。
Googleが大切にしている3つのこと
Googleが掲げる10の事実
SEO対策を行う上で「Googleが掲げる10の事実」を理解しておくことが重要です。
Googleが掲げる10の事実は下記の通りです。
Googleが掲げる10の事実
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
- 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
- 遅いより速いほうがいい。
- ウェブ上の民主主義は機能する。
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
- 世の中にはまだまだ情報があふれている。
- 情報のニーズはすべての国境を越える。
- スーツがなくても真剣に仕事はできる。
- 「すばらしい」では足りない。
出典:https://www.google.com/about/philosophy.html?hl=ja
このGoogleが掲げる10の事実を理解してSEO対策を行うことで、小手先の技術ではなく、ユーザーのニーズに合った適切な情報を届けられます。
特に1つ目の「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」に関しては、ユーザーを第一に考えることの大切さが伝わりますよね。
ユーザーを大切に考えることで、結果的に集客を効率的に増加させることができ、実績につなげられるでしょう。
E-A-Tとは?サイトの信頼性を示すのに重要!
E-A-Tとは、WebサイトのExpertise(専門性)、Authoritativeness (権威)、TrustWorthiness(信頼性)の頭文字をとった用語です。
このE-A-Tは「Google General Guideline(検索品質評価ガイドライン)」の中で、全てのWebサイトにおいて重要なことだと言及しています。
WebサイトでE-A-Tを意識してコンテンツを作成することで、Googleの品質評価で高評価を得られるでしょう。
YMYLとは?初心者は注意すべきジャンル
YMYLとは「Your Money or Your Life」の略語です。
これはGoogle General Guidelineで、「将来の幸福、健康、経済的安定、人々の安全に潜在的に影響を与えるページ」を指しています。
YMYLに該当するページは下記の種類です。
YMYLに該当するページ内容
- 最新の重要なニュースとイベント
- 市民の権利、政府、法律
- 金融情報
- ショッピング
- 健康と安全
- 人々のグループ
- その他
このようなテーマは、人々の生活に大きな影響を与える可能性があるため、初心者が扱う際には注意が必要です。
上記のテーマを掲載しているWebサイトの情報に間違いがあった場合、その情報を信じた人にさまざまな悪影響を引き起こす可能性があるからです。
間違った情報を掲載した場合の危険性
- 財務状況への影響
- 健康への影響
- 進路への影響
YMYLに該当するテーマを扱う場合は、情報を発信している人の信頼性や、情報の正確さが特に重要視されることを覚えておきましょう。
SEOとはまとめ
今回はSEO対策とは何を行う施策なのか、初心者にも分かりやすく解説しました。
また、SEO対策の具体的な実践方法も含めてご紹介しました。
SEO対策とは検索エンジンでの検索結果に、Webサイトの露出や上位表示させる対策のことで、内部施策と外部施策が存在します。
Webサイトへの集客に効果的な内部施策と外部施策は、下記の通りです。
成果を出すためにやっておきたい内部SEO対策
成果を出すためにやっておきたい外部SEO対策
SEO対策を行うことで、効果的な集客、高い費用対効果が得られ、そのコンテンツは大切な資産になります。
Googleが掲げる10の事実やE-A-TなどのGoogleの考えをしっかりと把握した上で、ユーザーのニーズに合ったSEO対策を行っていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。